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アメリカ軍制式採用小銃として名高いM16アサルトライフル。1960年代に開発されてから数々の大きな戦場で活躍を続け、今なお現役で使用されている名銃です。現在ではこの銃の派生型であるM4カービンに主役の座を奪われた感がありますが、成功を収めた多くの派生型も元を辿ればこのM16に行き着くという元祖です。現代のミリタリーファンで知らない人はいないと言って良いでしょうし、ミリタリーに興味が無い人でもゲームや映画などで必ず一度は見たことがあるはずではないでしょうか。 東京マルイから世界初の電動ガン・第二弾としてモデルアップされたコルトM16A1の派生型であるM16A2。このモデルに搭載された「Ver2メカボックス」の完成度は非常に高く、海外コピー品も含めて世界で最も多く作られた電動ガンシステムであることに疑いの余地はありません。最近主流となりつつある、取り回しやすい小型モデルと比べるとその全長はかなり長く感じますが、固定ストック内にサイズの大きい大容量バッテリーを収納できるなどの利点もあります。何より、見た目の好き嫌いが大事な要素となるトイガンにおいては、この長いM16であることこそが重要という方も多いと思います。 形状的にシンプルでベーシックなモデルということもあり、今や世界中で作られているM4系用カスタムパーツは大半が無加工でこのモデルにも適用することができるというメリットを備えています。カスタムパーツを使用している場合はその分査定額に反映することが可能なため、特に内部パーツや細かい部分のカスタムがあるときはできるだけ詳細を申告していただくと高価買取につながります。また、このモデルに対応する予備パーツなども一点一点買い取らせていただきます。 このモデルはほとんどの外装パーツがプラスチックで構成されているため、使用を重ねるうちにプラスチック特有のテカリやキズといった痕跡、さらには変形による軋みや緩み・割れが出ることがあります。特にアッパーレシーバーのロック部分の割れや、ハンドガードの軋みが有名な症状。また、摩擦や水濡れなどによって一部金属パーツのくすみ・変色が起こる場合もあります。このあたりは査定の際にマイナス評価となってしまいますが、使用につれてどうしても起こるものでもあるため、マイナスの度合いはあくまで程度によります。多少の劣化くらいであれば当店では減額するようなことはありません。ただし、保管状況によるホコリや汚れの付着や、生活臭の染みつき(タバコ・ペットの匂い)などについてはクリーニング工程が必要となるため、マイナス評価となります。買取査定をお考えの際は、可能な範囲で清掃を行ってからご依頼いただくと査定アップにつながります。 なおこのモデルは電動ガンの発明初期に開発された製品のため、長く販売されるうちに内部システムから外装まで何度かのアップデートが行われています。例えば最初期の製品はHOPUP機能が付いていなかったため、現在の価値は通常よりどうしても低くなります。 また、撃って楽しむことがメインとなる電動ガンであるゆえ、動作状況は大切なポイントです。多少の動作劣化であれば査定に大きく影響しませんが、弾速が低かったり弾が正常に発射できないなどの状態では査定ダウンとなります。そこまでいかなくても動作時に異音がするケースや、内部配線の接触が悪くたまに動かない時があるなどのケースも査定ダウンの場合あり。このモデルに多いのは、発射後にガコンと内部ギアの巻戻り音が発生したり、セレクターポジションと異なる動作をしてしまうケース。個人でも簡単なオーバーホールで改善するものもあるため、査定アップを目指す場合は簡単にアクセスできるモーター周りの点検などを行ってみると良いでしょう。 最後に、外装が割れたり折れたりてしまっているものやパーツが足りないもの、全く動作しなくなったものの買取をご検討の場合も、よほどひどい状態でなければ買取可能です。他店で買取不可とされた品物も、諦めずに当店にご相談ください。
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